皆さんは仕事を毎日定時までに終えられていますでしょうか?
ダラダラ仕事をしていませんでしょうか?
私は今まで派遣会社を含む5社で様々な現場を経験してきました。
最初の1、2社目はかなりブラックなことと、私自身がまだまだ未熟であったこともあり、残業まみれな日々を送っていました。
3社目からは、超絶ブラックな現場も減り、自分で仕事量を調整出来るようになったため、極端に言うと残業100時間なんてことは無くなりました。
今回は私が残業をしないで定時で帰るために実践したことを紹介していきたいと思います。
もくじ
その1 必ず作業見積もりをすべし
どの現場にもスケジュール表、WBS(Work Breakdown Structure)が必ずあるかと思います。
それらには、タスク一つひとつ期限が設けてあるはずです。
メンバーは基本的にこの期限を意識して仕事をすます。
ところが、この期限をなかなか守れない人は結構いるかと思います。
理由はざっとこの2パターンが多いです。
- 作業内容が担当者の力量に見合わない
- 作業期限に対して、作業量が多い
ちなみにサボりとか、生活残業とかは論外なので、わざわざ本項では扱いません。
1の場合は、作業をアサイン(担当者を割り当てること)したリーダーのミスである可能性が高いです。
リーダーも完璧な人間ではありません。時にミスをします。
メンバーが成長することを期待して、少しハードルを高くしたのであれば、納得出来ますが、農家に大工の仕事を任せるくらい畑違いなアサインの仕方の場合は、すぐにリーダーと相談すべきでしょう。
よるあるパターンは2の場合ではないでしょうか。
先程も言ったとおり、リーダーも完璧な人間ではありません。普通に作業見積もりを誤ることがあります。
殆どの職場では一日7〜8時間を目安に各タスクが割り当てるのが普通ですが、中には一日12時間換算でスケジュールを引く人もいるので、まずは作業内容・作業期限に対して、工数(日、時間など)が妥当かどうか、
作業者レベルでもう一度作業見積もりを必ずしましょう。
特に人との調整が必要な部分は作業を進めてみないとなかなか気付かないということもあるので、それらが工数に含まれているかどうかも確認しましょう。
その2 アラートは早めにあげるべし
仕事を進めていく上で、トラブルというものは必ず付き物です。
いかにトラブルを回避して仕事を進められるかが、早く仕事を終わらせられるかに関わってきますが、誰しも最初はそのような振る舞いをなかなか出来るものではありません。
なので、自分自身で解決できそうもない、または解決に時間を要することは必ずリーダーと相談しましょう。
もちろん熟練した人であれば、どうしたら解決出来るかどうか、ある程度ノウハウがあるかと思います。
ただ、間違ってはいけないのは、想定外のトラブルを解決できるかどうかを判断するのはメンバーの仕事ではありません。
また、メンバーがリーダーのあずかり知らないところで、勝手に想定外の作業を進められると更なるトラブルを招いてしまった場合、目も当てられないです。
アラートは早めにあげて、必ずリーダーの判断を伺いましょう。
その3 突然の依頼はきちんと期限を確認するべし
仕事は急に降ってくることがあります。
「次から次へと仕事振られて帰られない」
「作業時間を取られて仕事が進まない」
そんな話はよく聞くのではないでしょうか。
職場には色んな人がいます。
本来であればリーダーを通して相談するべきことを、いきなりメンバーに直接指示するマネージャー。
突然タスクを追加してくるリーダー。
何かとすぐ相談を持ちかけてくる他のメンバー。
大抵、どんな人も同じ様な経験があるのではないでしょうか。
突然の仕事自体は必要なことですから、仕方ないです。
問題なのは、期限をきちんと確認しないことです。
例えば、定時間際に新しい仕事を振られて、残業して頑張った翌日に報告したところ、実は来月までに終えていればよかったなんてことがあるのではないでしょうか。
どんな作業でも必ず期限を確認しましょう。また、関係する人達と共有しましょう。
まとめ
仕事を早く終わらすコツは仕事をためないことに尽きます。
一人ひとりの問題意識は大事なのですが、チームで働く以上、必ず一人で考える必要はありません。
最初は全て実践することは難しいと思いますが、一つずつ達成してゆけば、あなたもきっと毎日、定時帰りができるようになることでしょう。
次回は応用編を紹介したいと思います。