突然ですが、私はテクノロジーが大好きだ。
この業界に入った理由も続けている理由も、他ならぬテクノロジーが大好きだからだ。
先日、Twitterでこんな発言をしたら、珍しく伸びた。
これは完全に持論なんだけど、エンジニアは新しいPC、スマホ、ガジェットにどんどん食い付いたり、良い仕事道具を使った方が良いと思う。
第一線で働くエンジニアがオンボロPCや古いガラケーを使うということは、
洋服屋の店員さんがボロボロの服を着て接客しているようなもの。
— Yohei Sakata@キャンパーエンジニア (@FREE_CREATORS) September 19, 2019
この数年間で自分の生活を変えたと言っても過言ではないガジェットの一つにスマートフォンがある。
昔は、動画用、音楽用、読書用、メモ帳用といった、用途別にツールを用意していましたが、今となってはスマートフォン一つさえあれば、大抵は事足りることでしょう。
Twitterにて、私が上記のような発言をした意図として、3つ理由があります。
もくじ
その1 普段からテクノロジーに対してアンテナを張る
エンジニアの方々なら日頃常々感じていることかと思いますが、この十数年で技術は大きく進歩しました。
つい最近まで最新技術かと思っていたら、一年後には古い技術になっていることも珍しくありません。
しかし、新しい技術なら必ずしも良いという訳ではありません。
私は、誰でも知っている有名なWEBサービスの開発に携わったことがありますが、開発に携わる前は日本でシェアNo.1のサービスだから、きっとスゴイ技術が使われているに違いないと思っておりました。
実際はそのようなことはなく、基礎の技術は10年以上前のモノでした。
それでも、売れるために日々色んな競合サービスで利用している技術を研究したり、様々なアクセス解析を取るツールを導入したり、仲間同士で切磋琢磨していました。
具体的には、Adobe AnalyticsやGoogle Analyticsのような、流入元(どのページからやってきたか)や離脱率(そのページが最終セッションになった割合)を解析するツールはWEBサービスにおいては、必須ツールといえるくらい、必要な技術です。また、何かと話題なAmazon Web Serviceとそれに付随するサービスを活用していました。
それらを知っているか、知らないかとでは、開発においてお客様に提案できるか否かくらいの違いが出てくるので、常に最新テクノロジーに対してのの動向を知っておいて得することはあっても、損することはまず無いでしょう。
また、システムを作るだけが全てではなく、作ろうと考えているシステムやサービスが世の中に既に存在しているのであれば、そちらのサービスを提案することも出来ます。それだと、自社の利益が無くなるのではと考える人もいますが、第一に考えるべきことはお客様の利益だと考えているので、私はお客様が喜んで貰えるのであれば、会社の方針がどうであるかは別として提案だけでも全然良いと思います。
勿論、提案も仕事ですから、提案料くらいは貰っていいかと(笑)
その2 普段からテクノロジーを使いこなす
私が以前いた企業は未経験新卒・中途で入ってくる方がとても多く、私のように元から学校で学んで長年同じ業界に携わっている人は、ほぼ、いませんでした。
私が大好きなガジェットの一つにiPhoneがありますが、iPhoneは毎年9月頃に新機種発表があり、その度に私は様々なメディアで調べたり、店頭に行って実機を弄り倒したりしました。しかし、同じ会社の人たちは興味も示さず、フィーチャーフォンいわゆるガラケーや古いスマートフォンをいつまでも使っておりました。それも、大半が電話やメール、LINE、ゲーム用途でした。
エンジニアの仕事は基本的には元の業務をシステム化することです。システム化する目的は言うまでも無く、業務効率化を図るためです。
私は普段からツールやサービスを使いこなせずに、業務効率化を図るのは難しいと考えています。
上記でもテクノロジーにアンテナを張る重要性を問いましたが、提案するときに一番手っ取り早くお客様に納得して貰えることは、実体験に基づく提案だと考えています。
例えば、未だに多くの開発現場ではエクセルを駆使して様々な設計書を書いています。その行為自体は問題ないのですが、エクセルを使わずとも、もっと簡単に設計書などの資料を書く方法はいくらでもあります。また、勤怠の連絡にメールや電話を使わずとも、Slackなどのコミュニケーションツール駆使すれば24時間いつでも連絡が取られますし、なにより個人の電話番号やメールアドレスを管理する必要がなくなります。
何れも、経験することで説得力が生まれてくるため、普段から使いこなすことが大切です。
未だに古いスマートフォンやガラケーのみを使っている人は、新しいスマートフォンに変えましょう。
そして、便利なアプリやサービスをどんどん使いこなして自分の業務を効率化させましょう。
その3 普段からテクノロジーにまみれて生活
私は、2019年9月現在、横浜の辺境の地に賃貸を借りて生活しています。元々は川崎駅のすぐ近くの築2年のオートロック付きのアパートに住んでいましたが、諸事情により遠くに引っ越しました。今のアパートは築20年以上経っており、周りの民家もとても古い家屋がとても多いです。
しかし、家の中では常にハイテク機器に囲まれて生活しています。
例えば、私はここ1年以上、自宅の食堂とリビングの電気を付けたことがありません。
それは、電気を私の代わりにGoogle HomeスピーカーとNature Remoが付けてくれるからです。
Google Homeスピーカーはスマートスピーカーというジャンルのガジェットで、スピーカーに向かって声を掛けると、今日の予定や天気を教えてくれます。これと、Nature Remoというスマートフォンで赤外線対応の家電を操作出来るスマートリモコンを組み合わせると、声のみで電気やエアコンを付けてくれます。また、家の外からリモート操作することも可能です。
また、私はデグーとハムスターを飼っているので、温度管理がとても重要なので、Nature Remoの温度センサーで部屋の温度がある程度高くなったら冷房を入れるなどの自動化も行っています。
つまり何が言いたいかというと、普段から意識的にこういったテクノロジーにまみれて生活することで、自分の生活を豊かにすることが出来ます。普段の暮らしも効率化することにより、私は今まで以上に必要なことに時間を掛けられるようになりました。
暮らしの効率化は結果的に業務効率化に結び付くことと、普段からテクノロジーにまみれて生活をしていると、話題のネタにもなってとても便利です。
結局、何故、持ち物のアップデートが必要なのか
私は以前、勤めていた企業では、満足業務をこなせない型落ちのPCやマウスを与えられ、スマートフォンやインターネットなど便利なモノは全て取り上げられる環境で仕事をしていました。勿論、自前のモノを使えばすぐに業務効率化を図られましたが、なかなか申請が通らず、とても苦い思いをしました。
古い持ち物を使い続ける人たちは価値観がアップデートされないため、新しく入って来た人たちに対しても同様の価値観を押し付ける傾向があります。
そのギャップに気付いたのは言うまでも無く、普段から意識的に持ち物や利用しているサービスのアップデートを行っていたからであり、そのギャップに気付かなければいつまでも非効率な環境でくすぶっていたことでしょう。
全てのエンジニアに強制とまでは言いませんが、定期的に持ち物をアップデート出来ない環境に身を置くことはとてもリスクが高いです。気付けば自分だけ浦島太郎になっていることもしばしばあることでしょう。
そのようなことにならないためにも、今一度、身の回りの持ち物にアップデートが必要かどうか、チェックしてみては如何でしょうか?
おまけ
ついでなので、私がお気に入りのガジェットちゃん(キモっとか言わない!)を紹介します!
OPPO Reno 10x Zoom
OPPOという、中国メーカーから発売されているスマートフォンなのですが、とにかく画面が6.65インチ、解像度2340 x 1080の上、ROM8G、RAM256Gもあるモンスタースペックです♪
これだけでもスゴイのに、カメラ性能がとても良く、10倍ズームでもキレイに撮られます♪
それと、ディプレイ指紋認証と飛び出るフロントカメラのおかげでノッチ(くぼみ)もありません!
Kindle Fire 8 HD(第8世代)
私はとにかく読書が好きだ。以前は自宅にカラーボックス6つ分満杯になって尚且、ダンボールに詰められた書籍が山程ありました。
しかし、置き場所もなく、泣く泣くそれらの大半を売るなり捨てるなりしました。それでも、本を読みたいという意識は変わらず、私はAmazonのKindleという電子書籍サービスを利用することにしました。最初はAndroidのアプリで閲覧していましたが、次第に専用機が欲しくなり、Kindle Fire 8 HDを購入しました。Amazonの独自OSですが、実はベースはAndroidなので、ゴニョゴニョすればAndroidアプリも普通に動きます。
何千冊という本をいつでもどこでも所有出来るって最高だ!
せっかくなので今後もちょいちょいガジェットを紹介したいと思います♪